若宮 住吉神社-若宮と称えられた「住吉神社」

若宮と称えられた「住吉神社」
住所: 大阪府豊中市若竹町1-22-6 : (06) 6863-0025

若宮 住吉神社について

ご祭神


住吉大神【本殿】 表筒男神 うわつつのおのかみ 開運の神
中筒男神 なかつつのおのかみ 交通の神
底筒男神 そこつつのおのかみ お祓いの神
神功皇后 じんぐうこうごう 安産の神
稲荷神社【摂社】 宇迦之御魂神 うかのみたまのかみ 商売繁盛の神
八幡神社【末社】(旧正八幡宮) 誉田別命 ほむたわけのみこと 産業の神
水分神社【末社】(旧厳島神社) 罔象女神 みつはのめのかみ 水を司る神
薬祖神社 少彦名命 すくなひこなのみこと 医薬の神

当神社のご神徳といわれ

御子神伝承の杜 – 親子神の絆の社 –

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当地は親子で神様がいらっしゃる・・・あるいは子供の神様がいらっしゃる・・・とした伝承が実に多く残されています。

これは、住吉神(祖神)と八幡神(皇子神)をお祀りしていることに由来していると考えられます。

当神社の前身は正八幡宮だったとされており、当時のご正殿には八幡三神(応神天皇・神功皇后・比売大神)がお祀りされていたと伝わります。

とりわけ神功皇后と応神天皇は親子の間柄にあって、現在の当地も両神が並んだ状態で御社が建ちお祀りされています。


当地は住吉神社創祀の前から、応神天皇と神功皇后のこうした親子神信仰が、人々に深く根付いていたと考えられます。(多くの言い伝えはこれを裏付けています)

また、八幡神を祀る御社は「若宮」と称されることも多く、当地の若宮の名称は、皇子神の八幡神を讃えたことに因んでいる可能性もあります。

当神社のご正殿前に、2対の狛犬が並んでおり、この狛犬は親子であると伝わります。
神社に2対で狛犬が並ぶ事例はほとんどない上、親子と伝わるのも非常に珍しく、まさに当地の親子神の伝承と符号します。

当地は、親子の結びつきの強い聖地といえ、「安産祈願」に始まり、「お宮参り」「七五三参り」「十三参り」など、子供にまつわる大いなる御神徳をお持ちだといえましょう。

強い武運・開運の社

当神社の起源は、武家出身の支配者・平家の氏神・厳島神社の創祀と伝わります。

後に、武門の棟梁・源氏の氏神・八幡宮が当地に創祀されます。

当地は源平双方に、深い関わりをもってきました。

また、住吉神も三韓征伐(参照:下欄「神功皇后について」)のくだりにあるように、航海・武運に最高位の御神徳を有されます。

大坂夏の陣で徳川 家康方に与し、戦勝を祝して当神社が創建された経緯も垣間見え、武運には盤石な経緯を有します。

「武運の誉れの高い聖地」と、人々いわれる所以です。

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御祓い御清めの神様

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住吉神は、神事にもっとも大切な御祓いを司る神(参照:下欄「住吉三神について」)であり、人々の罪や穢れ、土地や建物を清めるなどの御神徳を有されます。

「厄難」を祓う、不浄なところを浄化賜るなど、人々の生活や暮らしの中で、様々生じた不都合に対し、厄災を祓うことを願い出るには、最適の神様であらせられます。


住吉三神について

当神社は、底筒男神、中筒男神、表筒男神の住吉三神と、神功皇后をご本殿にお祀りしています。 四柱の神様は、住吉大神と称されます。

神代の昔、伊邪那岐神(いざなぎのみこと)が、伊邪那美神(いざなみのみこと)がお亡くなりになったのを嘆き、黄泉の国(死者の国)まで追っていかれました。

この際に、伊邪那岐神は死者の国の穢れを受けてしまわれます。
この穢れを祓い清めるために、伊邪那岐神は海に入って禊をされました。

この禊のときに、住吉三神はお生まれになられます。

こうした清めの禊からお生まれになった住吉の神様は、各々の神社にあっても最も重要な、お祓いを司る神様と崇拝されています。

神功皇后について

神功皇后は、第14代中哀天皇の皇后様です。

中哀天皇とともに、熊襲征伐の折に住吉三神からご神託をお受けになりました。

住吉三神のご神託・教えを守った皇后様は、住吉三神を守り神にし、自ら軍を率いて新羅への征伐に赴かれました。

このとき皇后様は第15代応神天皇を身ごもられていましが「吾和魂は玉身の寿命を守り荒魂は軍船を導かん」とした住吉三神の御加護を受け、和魂は応神天皇を宿した皇后の御身を守り、荒魂は皇后軍を導きました。

新羅王は恐れをなして抵抗せず、朝貢を誓って服従します。

住吉大神は、偉大なる武勇のご神徳を有され、さらに神功皇后は帰国後無事に応神天皇を御出産されたことから、大いなる安産の御神徳をお持ちであります。

この遠征の後、神功皇后は住吉三神の御神託を受けて、摂津の地に住吉大神を創祀されました。

この創祀は卯年・卯月・卯日になされ、当神社の創祀もこの故実を継承しています。